再生可能エネルギーを基盤に、水電解・水素吸蔵・燃料電池までを包括する総合研究。

気象データを活かした新エネルギー技術の社会実装

~気候変動に対応する創エネ・蓄エネ技術の開発~

高容量水素貯蔵材料、新型水素蓄電池

Introduction of Kono Laboratory

ご挨拶
河野研究室について

ご挨拶

教授 河野 龍興
Professor Tatsuoki Kono

2050年カーボンニュートラルを実現にむけて、再生可能エネルギーの導入が急速に進んでいて、2040年には再エネ導入比率を40-50%にする目標が日本で設定されています。
しかし再エネから発電される電力は変動が大きいため、系統へ接続する際には安定化のための調整力が必要となります。
また再エネの発電量が急激に多くなると出力制御せざるを得ない状況になり、未利用のCOフリー電力が大量に捨てられてしまいます。
そこで再エネの調整力・未利用電力の活用方法として、またコスト面・CO2削減の観点からも水素エネルギーが期待されており、そのためには水素を製造・貯蔵・利用する「P2G(Power to Gas)」を高効率化することが必要となっています。
本研究室では「再生可能エネルギーを利用した蓄電・水素エネルギーシステム」構築をターゲットとし、水素の製造(水電解装置)・貯蔵(水素吸蔵合金)・利用(燃料電池)における各材料及び装置開発を行っています。
また、再エネ・蓄電池とこれらの装置を接続して、統合的な監視・予測・制御を可能とする蓄電・水素エネルギーシステムの研究開発を推進しています。

河野研究室について

「再生可能エネルギーを利用した蓄電・水素エネルギーシステム」構築をターゲットとし、水素の製造(水電解装置)・貯蔵(水素吸蔵合金)・利用(燃料電池)における各材料及び装置開発を行っています。

NEWS最新情報

【お知らせ】「再生可能エネルギーを利用した水素エネルギーシステム」技術が東京都「グリーン水素率先利用事業者認証制度」認証取得に貢献 ―エネルギーの安定確保と脱炭素化の両立化を実現―

東京大学 先端科学技術研究センターからグリーン水素発電システムについての発表がありましたのでお知らせいたします。東京大学先端科学技術研究センター(所在地:東京都目黒区/所長:杉山 正和、以下「東大先端研」)は野村不動産株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長:松尾 大作)とカーボンニュー

【講演を行いました】水電解/グリーン水素製造及び活用に関する動向と要素技術・コスト〈2025/10/21〉

河野教授が先日こちらのホームページでもお知らせしました「水電解/グリーン水素製造及び活用に関する動向と要素技術・コスト」セミナーに登壇いたしました。再エネを用いた水電解活用水素エネルギーシステムについて講演を行っています。河野教授の講演情報等は随時ホームページ、SN

【講演情報】水電解/グリーン水素製造及び活用に関する動向と要素技術・コスト〈2025/10/21〉

再エネを用いた水電解活用水素エネルギーシステムについて、講演を行います。日時:2025年10月21日(火曜日) 10:00~16:50会場:東京・新お茶の水・連合会館(旧 総評会館)・会議室、オンライン※有料・申込制セミナー詳細はこちらのリンクからご覧ください。

ミラノ工科大学の学生の歓迎会を行いました!

ミラノ工科大学(Politecnico di Milano)から博士課程の学生のフェルディナンドさんが来てくださいました。河野研究室には2025年12月までいらっしゃる予定です。9月24日にフェルディナンドさんの歓迎会を行いました。焼き鳥やお蕎麦などの日本料理をいただきながら、研究

東京大学
先端科学技術研究センター
水素エネルギー分野
河野研究室

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